薬剤師が東京でパートの求人を探すときに知っておきたい事実

東京で仕事を探したいというケースはたくさんありますが、薬剤師としてパートで働きたい場合もよくあるでしょう。東京でパートの求人を探すときには予め知っておいた方が良い点があります。

仕事を探し始めてから後悔しないようにするために、メリットやデメリット、求人の実態などについて広く紹介するので参考にして下さい。

「物流センターで働きたい薬剤師が求人を探し出すためのポイント」

パートの求人は東京にも豊富

大前提として東京では薬剤師のパートの求人は十分にあるのでしょうか。関連資料-薬剤師求人

全国的には薬剤師の不足が嘆かれていますが、東京には多くの人が集まっているので充足しているのではないかと考えるかもしれません。しかし、東京には医療施設が集中していることもあって、薬剤師数が多いにもかかわらず充足率は決して高いわけではありません。

病院やクリニックが多いと調剤薬局も数が必要になり、さらに多数の処方箋に対応するために薬剤師数を確保しなければならないのは明らかでしょう。いかに人口が多い東京でも十分に薬剤師が働いていない状況があるのです。

東京では勤務形態の違いによる募集の多さの差はあまりありません。正社員や正職員になりたいといった場合にも十分に求人がありますが、フルタイムで働くのが厳しい人にとってはやはりパートが魅力的でしょう。パートなら週に二日くらいから働けるケースが多くなっていて、週三日働ければかなり広い選択肢があります。

週間勤務時間や月間勤務時間などの最低条件が設けられていることもありますが、人材不足の影響もあってある程度の勤務時間を確保してくれる人なら採用したいという方向の現場が大半を占めています。そのため、働ける時間があまりないという人もパートで働ける可能性が十分にあるというのが実態です。

調剤薬局とドラッグストアの求人が大半を占める

東京でのパートの求人の実態をもう少し深く見てみましょう。職場としては調剤薬局とドラッグストアがほとんどになっていて、病院などの他の職場からの求人はあまり多くはありません。東京都内でも地域差はあるものの、調剤薬局かドラッグストアの求人はたくさん見つけられるのが現状です。

特に都心に近づくほど求人は多くなる傾向がありますが、勤務地を自由に選べるかどうかはケースバイケースです。大手の調剤薬局やドラッグストアが大半を占めているため、転勤がある可能性があります。パートでも別の職場への転勤を命じられることもあるので、求人に応募するときには必ず確認しておきましょう。

このような状況があることから調剤経験がある薬剤師にとっては仕事を手に入れるのが比較的容易です。ドラッグストアでは調剤業務がない場合もありますが、都内にあるドラッグストアでは調剤対応をしていることが多く、求人状況としても調剤経験を重視していることが多くなっています。

ただ、資格さえあれば調剤の経験がなかったり、ブランクがあったりしても良いとしている求人も決して少なくはありません。選択肢が減るだけで候補はあると考えておくと良いでしょう。

東京のパートにはデメリットも多い

東京ではパートの求人がたくさんあるなら特に問題はなさそうだと思う人もいるでしょう。しかし、他の地域と比較してしまうとデメリットもあるので注意が必要です。実は薬剤師が東京でパートで働くのにはデメリットが多いのです。

最もよく挙げられている問題点は時給の水準が他の地域に比べて低いことで、2000円に到達しないこともしばしばあります。周辺県ですら時給2000円で働いているパートの薬剤師が多いということは知っておくと良い点でしょう。

もし時給にこだわるなら東京ではなく埼玉や千葉、神奈川などのアクセスが良いところで働くのも合理的です。また、東京のパートは勤務時間が厳しいことがあります。夜も眠らない街になっているのでドラッグストアでは深夜頃まで営業していることもあり、土日祝日も休まず営業しているのが通例です。

クリニックが土日祝日に開いていることもあるため、調剤薬局も土日祝日に働かなければならない場合もあります。

正社員への待遇を重視して休日の対応はパートに任せている現場もあるということには注意しましょう。

メリットは選択肢の多さだけではない

パートで働くメリットとして東京では確かに求人が多い点は挙げられます。しかし、時給が低いとなるとあまりメリットはないのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、選択肢の豊富さだけでなく、働き方の選択肢が広いという点もメリットになります。

確かに休日や夜間の仕事が入り得るのは問題点になる可能性がありますが、このようなタイミングで働くと時給を上乗せしてもらえます。さらに、平日は忙しいけれど土日なら働ける、昼間は子育てで忙しいけれど夜なら仕事ができるという人もいるでしょう。

このようなときには曜日や時間帯を指定して雇用契約をすることもできます。逆に平日の昼間に限定して契約することも可能なので、自分の希望する働き方を実現しやすいのがメリットです。

パートより派遣を検討するのが魅力的

パートで働きたいという薬剤師の多くは、少しでも仕事をして稼ぎたい、生計を支えたいといった考えがあるでしょう。するとパートでは稼ぎにくいのが悩みになりがちです。東京に住んでいる場合には周辺県に行くと通勤時間が長くて問題になることは否めません。

その対策として派遣で働くことも検討してみましょう。東京では調剤薬局やドラッグストアを中心として派遣薬剤師をよく活用しています。派遣で働くとパートよりも2割~5割くらい時給の水準が高く、経験を正しく評価して時給を改定してくれます。

派遣で働くのは仕事がなくなって収入が途絶えるのが怖いという人もいますが、東京で薬剤師として働くのであれば求人が豊富なので特に問題になることはありません。同じ職場で働き続けることはできないものの、定期的に新しい職場に移って今までとは異なる待遇で働けるメリットもあります。

パートに強いこだわりがないのなら派遣で働くことも考慮するのが大切です。

東京のパート事情を考えて働き方を検討しよう

東京でも全国的な状況と同様に薬剤師のパートの求人はたくさんあり、種類としては調剤薬局とドラッグストアが中心になっています。周辺県に比べると時給の水準が低いデメリットもあるので、時給にこだわるなら派遣で働くのも検討しましょう。

土日祝日や夜間の勤務も可能なのはメリットでもデメリットでもあるため、よく理解した上で働き方を考えるのが大切です。